外壁塗装に使用するスプレーの種類とは?メリット・デメリットを紹介!

「外壁塗装に使用するスプレーの種類は?」「外壁塗装にスプレーを使用するメリット・デメリットについて教えて!」このような、疑問を抱えている方が多いのではないでしょうか。

本内容では、外壁塗装にスプレーを使用する際のメリット・デメリットなどについて、知りたい方におすすめです。

今回は、外壁塗装に使用するスプレーの種類やメリット・デメリットについて解説します。

外壁塗装に使用するスプレーの種類

エアスプレー

エアスプレーとは、圧縮した空気を活用し、霧状に塗料を吹き付けるスプレーのことです。

エアスプレーには、「重力式」「吸い上げ式」「圧送式」の3種類に分類されます。

それぞれのスプレー方法によって、使用目的やタイミングが大きく異なります。

外壁塗装の場合には、目的に応じた使用が必要です。

エアレススプレー

エアレススプレーとは、噴射口を小さくし、塗料自体を圧縮して噴射するスプレーのことです。

噴射口が小さく設けられているため、早い塗装スピードで、広範囲に塗装可能です。

高粘度の塗料も使用可能なため、さまざまな外壁塗装の場面で使用されます。

ただ、強い圧力をスプレー口にかけるので、少量だけの噴射は難しいです。

仕上がりが荒くなってしまう原因になるため、注意しましょう。

外壁塗装にスプレーを使用するメリット

表現のバリエーションが豊富

スプレーを使用することで、表現のバリエーションが豊富になります。

なぜなら、スプレーでは外壁表面にザラザラな質感や凹凸が付けられるからです。

好みの模様にも仕上げられるため、表現のバリエーションにこだわりたい方に、おすすめです。

重厚感がある

スプレーには、大理石や陶磁器など細かく砕かれた素材が使用されます。

使用されている素材が重厚感のあるものばかりなので、噴射した際の外壁面にも重厚感が生まれます。

そのため、天然石のような綺麗な仕上がりになります。

作業効率に優れている

スプレーでは、1度に大量の塗料を噴射できます。

そのため、広範囲になるほど、作業効率を高められます。

ただし、スプレーによっては仕上がりが荒くなる原因にもなるため、広範囲過ぎてもよくありません。

外壁塗装にスプレーを使用するデメリット

周囲に飛び散る可能性がある

スプレーの密着率は、50%ほどです。

そのため、残り50%の密着率は、周囲に飛び散る計算になります。

周囲がしっかりと養生がされていなかったり、シートの隙間が埋まっていなかったりすると、スプレー塗料が近隣に飛び散ります。

隣家との距離が近い場合には、塗料が高確率で飛び散ることになるため、使用を控えたほうが良いでしょう。

技術力によって仕上がりに差が生まれる

スプレーの塗装では、一定のスピードでスプレーガンの往復が必要です。

スプレーガンの往復が十分でないと、塗料が多く必要になったり、色ムラができたりします。

そのため、スプレーで塗装をおこなう場合には、ある程度の塗装技術が求められます。

いかがでしたでしょうか。

今回は、外壁塗装に使用するスプレーの種類、メリット・デメリットについて解説しました。

外壁塗装には、スプレー以外にもローラーなどの塗装方法があります。

それぞれにメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。

そのため、塗装方法を選ぶ際には、本当に塗装方法が適しているのかを見極め、選択するようにしましょう。

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