「外壁塗装の液だれってなに?」「液だれが発生する理由や対処法について教えて!」このような、疑問を抱えている方が多いのではないでしょうか。
本内容は、外壁塗装の液だれについて気になっている方におすすめです。今回は、外壁塗装の液だれの概要や発生する理由、発生した際の対処法を解説します。
外壁塗装の液だれとは?
液だれとは、塗料が下部に垂れてしまう現象のことです。液だれが発生してしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、塗料の効果が十分に発揮できなくなります。外壁のメンテナンスをしたのにもかかわらず、反対に外壁の劣化を早めてしまうことも液だれのデメリットです。外壁の劣化は建物自体の耐久性の劣化にも繋がるため、液だれは必ず回避する必要があります。
外壁塗装の液だれが発生する理由
気候が悪い
気候が悪いと、液だれが発生しやすくなります。各塗料では、気温に応じて細かく施工の注意点が記載されています。記載されている注意点を守らず施工した場合、塗料が固まっていない状態で重ね塗りしてしまうことになるでしょう。乾燥していない状態での重ね塗りは液だれの原因となるため、各塗料に記載されている施工時の注意点を守る必要があります。
塗装が厚塗りすぎる
各塗料によって決められている塗装回数を守らない場合、厚塗りになってしまいます。厚塗りになった場合、液だれが発生します。そのため、塗料に応じた塗装回数で施工してもらう必要があるのです。塗装回数を守ってもらうためにも、事前に塗料と塗装回数を入念に確認しておきましょう。
希釈剤の量を間違えている
塗料は薄めて使用されることがほとんどです。塗料の薄める濃度は、各塗料によって決まっており、液だれが発生する状態は塗料を薄めすぎている状況にあたります。希釈剤の量を間違えてしまうと、液だれだけでなく、外壁の割れや付着不良などさまざまなトラブルの原因となるため、絶対に間違えてはいけません。
外壁塗装の液だれが発生したときの対処法
液だれは、施工不良が原因で起こることが多いです。そのため、業者に連絡し、液だれの旨を伝えることで、再塗装してもらえます。そもそも、液だれを素人が修繕することは不可能です。素人が修繕しようと作業を始めた場合、液だれを悪化させてしまう可能性もあるため、液だれが起きた場合はすぐに業者に連絡しましょう。
いかがでしたでしょうか。今回は、外壁塗装の液だれの概要や発生する理由、発生した際の対処法を解説しました。液だれは、気象状況が悪かったり、施工方法が間違っていたりすることで発生します。液だれの修繕は、施工技術が必要になるため、素人が対応するのはおすすめできません。最悪の場合、液だれの悪化の原因となってしまうため、液だれの発生が起こった場合には、すぐに業者に連絡するようにしましょう。